診断書はなぜ重要?もらい方と提出先

事故のあと、その場では気が張っていて痛みを感じなかった。翌朝になって首や腰が重い——交通事故では珍しくないことです。そんなとき「診断書って必要なの?」「どこでもらって、どこに出すの?」と検索される方が多くいらっしゃいます。ここでは、診断書の役割と、もらい方・提出先を順を追ってお伝えします。
まず、何から動けばいいか
頭が真っ白なときほど、順番が決まっていると動きやすくなります。大まかな流れはこうです。
- 痛みが軽くても、まず整形外科などの医療機関を受診する
- 受診のとき、いつ・どこで起きた事故か、いまの症状を医師に伝え、診断書を依頼する
- 受け取った診断書を、事故を扱った警察署の交通課へ提出する
- 段取りに迷ったら、LINEや電話で状況を整理する
この四つを押さえておけば、ひとまず大きく外れることはありません。あとは一つずつ進めていけば大丈夫です。
診断書がなぜ大切なのか
診断書は、医師が「あなたの体に何が起きているか」を記録した書類です。痛みやケガが事故によるものだと客観的に主張するための、重要な資料になります。
逆に、診断書がないと、後から「その症状は本当に事故が原因なのか」と保険会社に疑問を持たれることがあります。慰謝料や治療費のやり取りでも、診断書は土台になる書類のひとつ。痛みを我慢して受診を先延ばしにすると、この土台が揺らぎやすくなります。
診断書のもらい方
診断書は、整形外科などの医療機関(病院・クリニック)で発行してもらいます。整骨院では発行できません。まずは医師の診察を受け、レントゲンなどで状態を確認してもらうのが基本の流れです。
受診のときは、こう伝えるとスムーズです。
- 交通事故に遭ったこと、いつ・どこで起きたか
- いまある症状(首、腰、手足のしびれなど、できるだけ具体的に)
- 「警察に提出する診断書がほしい」という希望
発行には数百円から数千円程度の文書料がかかることが多く、後日の受け取りになる場合もあります。福島市や郡山市など中通りでは、冬の路面凍結によるスリップ事故も少なくありません。寒い時期は、ぶつかった直後より、しばらく経ってから症状が出てくることもあります。軽く感じても一度受診しておくと、後で慌てずに済みます。
警察への提出と「人身事故」への切り替え
事故直後に「物損事故」として処理されているケースは珍しくありません。ケガがある場合は、診断書を警察に提出して「人身事故」への切り替えを求める手続きができます。ただし、日数が経ちすぎているなどの事情で、警察の判断により受理されないこともあります。早めに動くほど進めやすい、と考えておくとよいです。
提出先は、事故を扱った警察署の交通課です。県内の警察署には交通相談の窓口があり、まずは届け出をした署へ連絡するのが入口になります。事故の場所によって管轄が変わり、たとえば国道4号バイパス沿いなら福島署や郡山署の管内になることが多いですが、どこで起きたかで分かれます。自分の事故がどの署の扱いか分からなければ、最初に対応した警察官に確認しておくと迷いません。
早く受診することが、なぜ後で効いてくるのか
事故から受診まで日が空くほど、「その間に別の原因でケガをしたのでは」と見られやすくなります。一般的には、事故から数日以内の受診がひとつの目安とされています。
通勤途中の事故であれば労災が関わることもあり、受診のタイミングや記録は後々まで影響します。痛みが強くなくても、まず医療機関で診てもらい、診断書を確保しておく。これが、ご自身を守る現実的な一歩です。どう動けばいいか迷ったら、福島交通事故サポートセンターのLINEに「事故にあった」と送っていただければ、初動の段取りから一緒に整理します。
よくある不安
Q. 整骨院に通いたいのですが、診断書がなくても大丈夫ですか。
整骨院での施術を受ける場合も、まず医師の診断を受けておくことをおすすめします。診断書があると、事故とケガの関係を主張する根拠になり、施術費のやり取りも進めやすくなる傾向があります。
Q. もう物損事故で処理されました。今からでも切り替えられますか。
時間が経つほど切り替えは難しくなりますが、不可能とは限りません。診断書を持って、早めに警察署へ相談してみてください。判断に迷うときは、当センターでも状況を伺えます。
Q. どこに連絡したらいいか、頭の中が整理できません。その場合は。
まずは当サポートセンターのLINEに「事故にあった」とだけ送っていただければ大丈夫です。受診や警察への提出など、いま何をすればいいかを一緒に順番に整理します。当センターでお答えできるのは初動の段取りや一般的なご案内までで、法律判断や金額の査定は弁護士などの専門家へおつなぎする形になります。
まとめ
診断書は、あなたの体の状態と「事故が原因だ」という事実をつなぐ大切な記録です。早めに医療機関を受診し、警察へ提出する。この順番を頭に入れておくだけで、その後の不安はだいぶ軽くなります。
何から手をつけていいか分からないときは、一人で抱え込まなくて大丈夫です。福島交通事故サポートセンターのLINEで、はじめの一歩からご案内します。LINEで送りにくい事情のある方は、お電話(080-5551-1375)でも承ります。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の法律判断や金額の保証を行うものではありません。
※ 具体的な対応は、医師・弁護士など専門家にご確認ください。
※ 当センターは、医療機関・弁護士の紹介に関して紹介料を受け取っておりません。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法律判断や保険金額を保証するものではありません。具体的なご相談は医療機関・弁護士等の専門家へ。当センターは整骨院ももの花が運営し、専門家のご案内にあたって紹介料は受け取っていません。