福島交通事故サポートセンター運営:ももの花整骨院
手続き

示談の流れと、署名する前に確認すること

事故の処理がひと段落つくと、保険会社から「示談」という言葉が出てきます。書類が届いて、サインを求められて、けれど何を見ればいいのか分からない。そんな状態でスマホを開いている方が多いと思います。先にお伝えしておくと、いますぐ署名しなくても、それで不利になることはありません。一度サインすると原則やり直しがききませんから、まずは流れだけ知っておけば十分です。

示談というのは、要するに何の話か

示談とは、ざっくり言えば「事故の補償をいくらで、どう解決するか」を最終的に決める話し合いです。相手は多くの場合、加害者本人ではなく保険会社の担当者。話がまとまると示談書を交わし、そこに署名・押印します。これでひとつの事故が法律的に終わる、という区切りの手続きです。

ここで覚えておきたいのが、署名は「最後」だということ。途中ではありません。提示された金額に納得して、内訳も理解できて、はじめて名前を書く。順番を逆にしないことが、後悔を防ぐいちばんの近道です。

示談はいつ始まる? 治療が終わってからです

交渉が本格的に動き出すのは、ケガの治療が終わって「これ以上は良くも悪くもならない」と医師が判断した段階、あるいは後遺障害の認定が出た後です。

なぜ治療の途中で決めないほうがいいのか。痛みがまだ残っているのに金額を確定させてしまうと、その後で症状がぶり返しても追加で請求しにくくなるからです。冬の国道4号や13号での追突は、事故の直後は平気でも、二、三日経ってから首や腰に痛みが出ることが珍しくありません。最初の「大丈夫」をあてにして急ぐと、後でつらい思いをします。

福島市から郡山市へ車で通っている方など、毎日の運転がある分、早く区切りをつけたくなる気持ちはよく分かります。それでも、ここは焦らないほうが安心です。

事故から示談までの流れと、いま自分がすること

全体の順番は、おおよそこう進みます。

  • 事故の届け出(警察・人身か物損か)と、保険会社への連絡
  • 通院・治療(整形外科での診断と、必要に応じた整骨院での施術)
  • 治療終了、または後遺障害の認定
  • 保険会社から示談金額の提示
  • 内容を確認し、納得できれば示談書に署名

段階ごとに「いま何をすればいいか」を分けると、こうなります。

  • 治療中:痛みがあるうちは通院を続け、いつ・どこが・どう痛むかを記録しておく
  • 示談書が届いたとき:すぐ署名せず、内訳と過失割合に目を通す
  • 迷ったとき:書類を手元に置いたまま、いったん持ち帰って相談する

この中でいちばん時間がかかり、いちばん大切なのが治療の期間です。むちうちのような一見軽いケガでも、通院が数か月に及ぶことはあります。

署名する前に見ておきたいこと

示談書が届いたら、署名の前に落ち着いて中身を確認してください。見ておきたいのは主にこのあたりです。

  • 金額の内訳(治療費・休業損害・慰謝料・通院交通費など)が書かれているか
  • 過失割合に納得できているか
  • 後遺症が残っている場合、その分が考慮されているか
  • 「署名後は追加請求できない」という条項が入っていないか

慰謝料にはいくつかの計算基準があり、保険会社の提示額が、いわゆる弁護士基準の一例より低くなることもあります。ただし金額は事案や通院の状況、ご契約の内容で変わるので、一概にいくらとは言えません。「この額が妥当なのか分からない」と感じたら、それは署名を保留してよいサインです。

福島は車社会で、通院に使える公共交通機関が限られる地域も多いところ。通院のたびにタクシーを使ったり、仕事を早退したりした分は、交通費や休業損害として扱える場合があります。こうした項目が抜け落ちていないかも、内訳を見るときの一つの目安になります。内訳の見方が分からないな、と感じたら、その書類を写真に撮ってLINEで送っていただければ、一緒に確認できます。

急がなくて大丈夫です

保険会社からの連絡が続くと、早く決めなければと感じる方がいます。けれど示談には時効(原則として一定の期間)はあるものの、すぐ署名しないと損をする、という性質のものではありません。むしろ内容を理解しないままサインするほうがリスクです。

疑問が残るなら、書類を手元に置いたまま一晩持ち帰る。それだけで防げる後悔があります。会津や浜通りなど、近くに相談先がないと感じる地域でも、電話やLINEで一緒に内容を見ていくことはできます。整骨院というと施術だけのイメージかもしれませんが、当センター(ももの花整骨院)では、保険会社とのやり取りで困った方のご相談も数多くお受けしてきました。

よくある不安

Q. 一度署名した示談はやり直せますか。
原則として撤回は難しいです。だからこそ署名前の確認が大切になります。錯誤や、後から判明した重い後遺症など例外的なケースもありますが、その判断は弁護士など専門家に確認したほうが確実です。

Q. 整骨院に通っていると示談に影響しますか。
医師の同意のもとで通院していれば、施術費が損害として扱われるのが一般的です。通い方や記録の残し方で迷うこともあるので、不安なら早めにご相談ください。

Q. 提示された額が低い気がします。どうすれば。
当センターが金額を査定することはできませんが、内訳の見方や、どこに相談すればよいかを整理するお手伝いはできます。一人で「低いのかな」と抱え込まないでください。

まとめ

示談は、治療が終わってから。署名の前に内訳と過失割合を確認し、納得できないうちは急がない。覚えておきたいのは、このあたりです。一人で書類とにらめっこしていると、不安はどうしてもふくらみます。

まだ示談書が届いていない段階でも、相談していただいてかまいません。どこに相談したらいいか分からないときは、福島交通事故サポートセンター(ももの花整骨院)のLINEへ。向こう側には、交通事故の相談を重ねてきたスタッフがいます。お電話は080-5551-1375でも受け付けています。

※この記事は一般的な情報をお伝えするものです。個別の法律判断や金額の保証はいたしません。具体的な内容は弁護士・医療機関などの専門家にご確認ください。当センターは医療機関・弁護士の紹介にあたり紹介料を受け取っておりません。

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※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法律判断や保険金額を保証するものではありません。具体的なご相談は医療機関・弁護士等の専門家へ。当センターは整骨院ももの花が運営し、専門家のご案内にあたって紹介料は受け取っていません。

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