福島交通事故サポートセンター運営:ももの花整骨院
慰謝料

交通事故の慰謝料はどう計算する?3つの基準と目安

事故のあと、体の痛みや車の修理と同じくらい気になるのが「慰謝料はいくらもらえるのか」だと思います。検索すると「3つの基準」「弁護士基準なら高い」といった言葉が並んで、かえって混乱してしまう方も少なくありません。

当センターにも「慰謝料の計算って、どうなっているんですか」というご相談がよく届きます。ここでは3つの基準の違いと、通院期間ごとのおおよその目安を、できるだけシンプルにお伝えします。先にお断りしておくと、ここでの金額はあくまで一般的な目安です。実際の額は、ケガの内容や通院状況、保険契約によって変わります。

慰謝料の前に、事故直後にやっておきたいこと

金額の話の前に、ひとつだけ。事故から数日のあいだの動き方が、あとの治療にも補償にも効いてきます。慌ただしい中でも、次のことだけは押さえておくと安心です。

  • 警察に連絡し、人身事故として届け出る(物損のままだと不利になることがあります)
  • その日のうち、遅くとも数日以内に病院(整形外科)を受診する
  • 相手の保険会社へ一報を入れ、自分の保険会社にも連絡しておく

むちうちのように、当日は「大丈夫」と思っていても、二日、三日たってから首や腰が痛みだすことがあります。「事故と病院の受診日が離れている」と、後から因果関係を疑われやすくなります。痛みがなくても、念のため早めに診てもらう。これが地味に大事です。

それから、お金は慰謝料だけではありません。治療費、仕事を休んだ分の休業損害、車やバイクの修理代(物損)など、事故直後からいくつもの費目が動き出します。慰謝料はそのうちのひとつ、と頭の片隅に置いておいてください。

慰謝料には3つの「基準」がある

同じケガでも、どの基準で計算するかで金額が変わります。ここがいちばん分かりにくいところです。基準は大きく3つ。

  • 自賠責基準:すべての車が加入する自賠責保険で使われる、最低限の基準
  • 任意保険基準:相手の任意保険会社が独自に持っている社内基準
  • 弁護士基準(裁判基準):過去の裁判例をもとにした基準

一般的には、自賠責がいちばん低く、弁護士基準が高くなる傾向があります。任意保険会社が最初に提示してくる金額は、自賠責に近いことも珍しくありません。「提示された額がそのまま正しい金額」とは限らない。これは知っておいて損のないことです。

自賠責基準の計算のしくみ

自賠責の入通院慰謝料は、1日あたり4,300円(2020年4月以降の事故)を基準に計算します。対象になる日数は、次のうち少ないほうです。

  • 実際に通院した日数 × 2
  • 治療期間(事故日から治療終了までの日数)

たとえば治療期間が60日で、その間に20日通院したとします。「20日×2=40日」と「60日」を比べ、少ない40日が対象になり、4,300円×40日でおよその金額が出ます。通院の回数が少なすぎると日数が伸びず、金額にも影響します。だからといって無理に通う必要はありませんが、痛みがあるのに間隔が空きすぎるのは、治療の面でもあまり良くありません。

通院期間別の目安(弁護士基準の一例)

弁護士基準では、通院期間の長さに応じた目安の表が使われることがあります。むちうちなど他覚所見が乏しいケースの一例として、おおよそ次のような水準が挙げられます。

通院1か月 約19万円
通院2か月 約36万円
通院3か月 約53万円
通院6か月 約89万円

これはあくまで一例です。ケガの内容や通院の頻度、後遺障害の有無などで上下します。骨折のように重いケガの場合は別の基準が用いられ、金額も変わります。「うちの場合はいくらか」は、実際の診断や通院状況を見ないと分かりません。表の数字だけが一人歩きすると、かえって不安になることもあります。自分のケースがどの考え方に当たりそうか整理したいときは、LINEで気軽にお尋ねください。

福島で通院するときに気をつけたいこと

福島では、国道4号や13号の通勤渋滞、冬場の路面凍結による追突など、季節を問わずご相談が寄せられます。とくに12月から2月の朝晩は、福島市の国道4号福島南バイパスや、郡山市内の幹線道路でスリップ事故が増えがちです。雪の日はレッカーの手配が混み合い、現場で長く待つこともあります。慌てず、まずは安全な場所に移ることを優先してください。

夜間や休日に痛みが強いときは、無理せず救急や休日診療を頼ってください。「福島市休日急病診療所」のように、お住まいの市名と「休日急病診療所」で調べると、当番医や受付時間が確認できます。会津や浜通りの一部では通院先が限られる地域もあるので、早めに通いやすい場所を見つけておくと安心です。

慰謝料は通院の継続が前提になるため、仕事や家庭の事情で通えなくなると影響が出ることもあります。お住まいや勤務先の近くで通いやすい場所を選ぶこと。そして、痛みがあるうちは自己判断で通院をやめないこと。整骨院(柔道整復師による施術)に通う場合は、整形外科の受診と並行し、保険会社へ事前に伝えておくと流れがスムーズです。電話では「交通事故のケガで、整形外科に通いながら○○整骨院でも施術を受けたい」と一言伝えるだけで十分です。

よくある不安

Q. 保険会社から電話が来ました。何を話せばいいですか。
事故の状況や通院先、体の痛みの具合を聞かれることが多いです。事実をそのまま伝えれば大丈夫です。その場で示談や金額の話を急かされても、すぐに返事をする必要はありません。迷ったら「確認してから連絡します」で構いません。話の進め方が不安なときは、LINEで気軽にお尋ねください。

Q. 仕事を休みました。その分の補償はありますか。
ケガの治療のために仕事を休んだ場合、休業損害として補償の対象になることがあります。パートや自営業の方も対象になる場合があります。給与明細や休んだ日が分かるものを残しておくと、後の手続きで役立ちます。

Q. 整骨院に通うと慰謝料は増えますか。
整骨院が金額を増やす、ということはありません。慰謝料は通院の実態などに基づいて算定されるものです。大切なのは、痛みに合わせて適切に治療を続けることです。

Q. 自分の過失が大きい事故でも慰謝料は出ますか。
過失割合に応じて減額されることはありますが、ケガをしていれば対象になる場合があります。自損や同乗中でも、契約によって受けられる補償があることもあります。

まとめ

慰謝料は「自賠責・任意保険・弁護士」の3つの基準で、金額の考え方が変わります。今回の目安はあくまで一般的なもので、実際の額はケガや通院状況、契約内容によって異なります。数字に振り回されすぎず、まずは体の治療を優先していただければと思います。

一般的な仕組みについて知りたいときや、ご自身のケースでどこに相談すればよいか分からないときは、福島交通事故サポートセンターのLINEで、専門家へ相談する前のはじめの一歩としてご案内します。お電話(080-5551-1375)でも受け付けていますが、混雑時はLINEのほうがスムーズです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。個別の法律判断や慰謝料額の保証を行うものではありません。具体的なご事情は医療機関や弁護士などの専門家にご確認ください。当センターは弁護士・医療機関の案内にあたり紹介料を受け取っていません。

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※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の法律判断や保険金額を保証するものではありません。具体的なご相談は医療機関・弁護士等の専門家へ。当センターは整骨院ももの花が運営し、専門家のご案内にあたって紹介料は受け取っていません。

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